今、自著を語る

今、自著を語る

試練の時代に、ひとすじの光り輝く道を開く

ゴールデンパス  絶体絶命の中に開かれる奇跡の道

2021年発行

今、かつてないほど世界は混沌を極め、何が起こっても不思議ではない「まさかの時代」を迎えています。その中にあって、私たちが日々直面する問題や試練を引き受け、ひとすじの光り輝く道(ゴールデンパス)を見出し、生きることができるように、高橋先生は本書の中で極意となる智慧──「ウイズダム」について紐解かれています。そして、本書について、高橋先生は、次のようなメッセージを寄せられています。

「崩壊の定(さだめ)」が支配する現象界に営まれる私たちの人生には、時にどうすることもできない壁が立ち現れることがあります。もう、前に進むことも後ろに引くこともできない──。でも、そんな絶体絶命の現実の中からも、「この道しかない」と思える奇跡の道を開くことができるのです。

本書を通じて、私が訴えたかったのは、どんな状況に直面しようとも、私たちには道があり、その道を進む歩み方があるということです。人間の力は、私たちが普段考えている以上に大きなものです。私たちが宇宙・自然の理(ことわり)、法則と共振するとき、人が積み重ねてきた経験、蓄えてきた智慧、錬磨してきた能力をはるかに凌駕(りょうが)する力が現実化するのです。

それを導き、引き出すひとすじの道──ゴールデンパスがあります。そのゴールデンパスを歩むための手立てを提供する本書のいのちをぜひ、味わい尽くしていただきたいと願っています。

目次(抜粋)

プロローグ──ゴールデンパスが求められている
 コロナがつくり出す分岐点
 「まさかの時代」をどう生きるか

第1章 ゴールデンパスとは何か
 未来の記憶
 宇宙との響働がゴールデンパスをもたらす

第2章 出発地──カオスとして事態を受けとめる
 カオスというチャンネルを開け──ゴールデンパスの出発地

第3章 目的地──青写真にアクセスする
 カオスには「そうなるべき形」がある
 目的地=青写真──ゴールデンパスの核心

第4章 運ぶ力──内外合一のサイクルを回す
 快・暴流の化学反応の進化──受信の力をつける
 苦・暴流の化学反応の進化──自他を1つに生きる
 苦・衰退の化学反応の進化──挑戦を続ける
 快・衰退の化学反応の進化──支える側に立つ

第5章 ゴールデンパスを歩むために──ウイズダム実践
 ゴールデンパスをつくるための3つのステップ

心を知り、光の次元に自らを解放する

新・祈りのみち 至高の対話のために

1987年初版、1999年和英対訳版、2006年改訂版、2012年ポルトガル語版、2014年英語版改定版発行

うれしいときも悲しいときも、順風のときも試練のときも、そして人生の転機のときも、本来の自分に立ち還り、新たな道を開いてゆく。そのための人生の同伴者として、常に傍らに携えていたい『新・祈りのみち』──。本書について、高橋先生は、次のようなメッセージを寄せられています。

様々なエネルギーが渦巻く私たち人間の「心」──。快苦に翻弄され、アップダウンするエネルギーがあれば、「魂」の強さとやさしさを体現するエネルギーもある。あたかもカオスのように捉えがたいその「心」から、「本心」や「魂の力」を引き出し、世界の法則と共振して歩むために生まれたのが、『祈りのみち』です。

そんな「今までにない祈りの本」の構想は、法の継承後、私が自らの「心」と向き合い、そこに流れ込んだ3つの「ち」(血・地・知)、人類のカルマを見つめながら、対話を続ける中で生まれてきたものです。1つ1つの「想い」を受けとめ、浄化し、「本心」へと転換する中で、世界と響き合う道を見出してゆきました。言うならば、『祈りのみち』は私自身の「心」の解体新書として生まれ、個々の祈りは「心」を知り、光の次元に自らを解放するための道そのものとなったのです。

目次(抜粋)

こころに祈る
不満を募らせるとき
不安と恐怖を抱くとき
比較・競争にとらわれるとき
怠情に流されるとき

機会に祈る
今日の祈り
逆境・障害の中にあるとき
病苦を受けとめるために
誕生日の祈り
葬儀に臨んでの祈り

みちに祈る
呼びかけを受けとめるための祈り
魂願成就のための祈り
カルマ超克のための祈り
感謝の祈り
「菩提心発掘」のための祈り──十二の菩提心を育む
「快・暴流」の煩悩を超えるための祈り
「苦・暴流」の煩悩を超えるための祈り
「苦・衰退」の煩悩を超えるための祈り
「快・衰退」の煩悩を超えるための祈り

祈りについて

高橋信次先生から
高橋佳子先生へのバトンの物語

天涙

1994年発行

苦難や人生の不条理を受けとめ、それを超えてゆく生き方を貫いた、多くの魂の物語が綴られた『天涙』──。最終章の「天涙」には、高橋信次先生から高橋佳子先生へと引き継がれたバトンの物語が記されています。本書について、高橋先生は、次のようなメッセージを寄せられています。

『天地有情』の発刊後、会員の方々の人生の物語を改めて紡がせていただいたのが『天涙』でした。登場されるのは、市井に生きるお1人お1人。言うならば、名もなき人々です。しかし、その人生の足跡は、何とまばゆい輝きを放っていることでしょうか。どんな人生にも、心深く語られるべき物語がある──。それを心底、私に教えてくれました。

私自身も、人生の物語を紡いでいる1人です。この本で、祖師高橋信次先生の最晩年の思い出を綴らせていただきました。最期のご自覚をされてから神理の追求の厳格さを研ぎ澄まされた先生と、その真意を受けとめることができなかった周囲の人たち──。その断絶の事実を見つめることから、「基盤論」「自業論」「響働論」が生まれました。私にとって、「魂の学」の土台となった三論の神理は、先生からのバトンの証となったのです。

目次(抜粋)

風炎
一粒の麦
約束
邂逅
絆の海
冬の花
夕映え
寂光
水平線
月天(がってん)
天涙